いつか直面する「土地・建物の相続」 (2016年/8月)
悲しい事ですが、いつか誰でも直面する相続問題
ところで、相続人が相続する財産の中身ですが、いったい何が一番多いのでしょうか?
実は、土地の価格が比較的低位安定している現在でも、土地の占める割合が一番大きいのです。
国税庁の調査によれば、平成26年の相続財産の約4割以上が土地である。
相続が始まって分かること。
→ 相続財産の半分近くが、
分けにくく、
お金にかえにくく、
みんなで共有しにくい 土地である。
いつか誰でも直面する ”相続問題” 、特にやっかいな「土地・建物の相続」
一体、何を心がけておけばよいのでしょうか?
「相続開始から相続税申告」までの手続きの流れは、下図のようになります。
これだけ多くの手続き(相続財産と相続人を特定し、相続割合を決め、相続税の申告と納税)や、難しい調整、資金繰りを、10ヵ月以内に終わらせなければなりません。
何も対策しないまま相続を迎えると、親が苦労して取得した不動産が「お荷物」になることさえあり得るのです。
いつか直面する「土地・建物の相続」。普段から「信頼できる相談先」を確保しておきましょう。